車検と名義変更の手続

どうすれば名義変更できるの?

自分が乗らなくなった車を、誰かに譲るという状況になる場合もあるでしょう。では、そんな時にどうすればいいのか。車検証に書かれている所有者を変更する「移転登録」と呼ばれる手続きを踏み、名義変更を行わなければなりません。

ここで気をつけなければならないのが、名義変更ができる車は、車検証の有効期間が残っているものに限られるということ。つまり、車検切れをしている車は、名義変更ができません。誰かに譲るためには、車検を受ける必要があります。「車庫でずっと眠っていた車を、すぐに移転登録する!」ということはできないので、注意が必要です。

では、移転登録手続きを進めていくのに必要なものは何か。
まず、現在の所有者は、「自動車検査証(車検証)」「印鑑証明書(発行から3カ月以内のもの)」「譲渡証明書」「印鑑(印鑑証明の印鑑)」を用意しなければなりません。ちなみに、代理人申請の場合は、印鑑証明書の印鑑を押印した、委任状が必要になります。

ここで気をつけなければならないのは、車検証に記載されている住所・氏名などが転居や結婚などによって変わっている場合、その変更内容が確認できる書類である住民票、戸籍謄(抄)本などが必要になるということです。

一方、新しい所有者は、「印鑑証明書(発行から3カ月以内のもの)」「車庫証明書(現住所を管轄する警察署で発行された、発行から1カ月以内のもの)」「印鑑(印鑑証明の印鑑)(代理人申請の場合、印鑑証明書の印鑑を押印した委任状)」「申請手数料(検査登録印紙代500円、申請書約30円)」を用意しなければなりません。また、新しい所有者と使用者が異なる場合、使用者は「住民票(発行から3カ月以内のもの、印鑑証明書でも可能)」「印鑑(認め印でも可能、代理人申請の場合は使用者の印鑑を押した委任状が必要)」「車庫証明書(発行から1カ月以内の、新使用者のものが必要。この場合、新所有者の車庫証明書は不要)」を用意する必要があります。これらの書類を用意し、国土交通省の運輸支局で申請することで、移転登録は完了します。

※ちなみに、所有者が未成年の場合、親権者の同意書が必要の場合があるということも、忘れてはいけません。