ユーザー車検の正しい作法

自分で車検って、どうすればいい?

車検には、ディーラーなどで全てお任せすることができるもの以外にも、ユーザー自身が運輸支局などに車を持ち込み、自動車検査法人の検査場で検査を受ける「ユーザー車検」があります。
ユーザー車検は、自分で全てを行うため、余分なコストがかからないというメリットがありますが、その分、車の点検整備を車検の前後に、ユーザー自身の責任で行う必要があります。
「コストを下げたい!」
「自動車の整備には少し自信がある!」
といった方には、ちょうど良い方法かもしれません。

そんなユーザー車検の大まかな流れは次の通りです。

検査当日までの流れ

1点検整備

自動車点検基準に基づき、点検・整備を行う必要があります。自分でできない項目については、最寄りの整備工場で行わねばなりません。

※定期点検整備は、検査の前後、どちらに行ってもかまいません。検査後に点検整備を行う場合は、まず検査予約を行います。

2点検整備記録簿の作成

点検整備の結果を点検整備記録簿に記入します。整備工場に整備を依頼した場合は、その工場で作成してもらう必要があります。

3検査予約

車検の予定が決まれば、検査予約を行います。予約は、2週間前から受け付けが可能。継続検査は、全国どこの運輸支局などでも受けられるため、もし、希望の日時の予約がとれない場合、近くの運輸支局で受験することもできます。
ちなみに、検査当日までに「自動車検査証(車検証)」「定期点検整備記録簿」「自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)」「自動車納税証明書」を用意しなければなりません。また、車検証を見て、「継続検査申請書」の記入を済ませておけば、検査当日の動きがスムーズになるはずです。継続検査申請書は、行政書士事務所などに行けば、30円ほどで購入できます。

検査当日の流れ

検査受付

受付窓口に、検査申請書類を提示し、予約・書類内容の確認をしてもらいます。

審査実施

検査コースで、検査官が1台1台の車を審査。提示された検査コースを案内表示に従って回ります。

有効期間の更新

無事に審査が完了し適合とされたら、検査コースでの審査結果が印字された「自動車検査票(検査手数領分の印紙・証紙を購入して貼付する)」や「自動車重量税納付書(自動車重量税分の印紙を購入して貼付する)」をはじめとした必要書類を継続検査受付窓口へ提出します。そこで晴れて、新しい自動車検査証と検査標章(ステッカー)が交付。内容を確認の上、新しいステッカーをフロントガラスの中央上部に貼って、車検は終了です!

※また、審査で不適合とされた場合は、不適合項目を再度点検し、整備を実施しなければなりません。その上で、検査コースに戻り、審査を行います。

ちなみに、継続検査の費用は、小型自動車であれば1,700円(国の印紙400円、法人の証紙1,300円)。小型自動車以外の場合1,800円(国の印紙400円、法人の証紙1,400円)となっています。そこに、国が定めた自動車重量税、自賠責保険料などの金額が加算されますが、整備費用や代行手数料などを大きく削減できるため、ユーザー車検をうまく使えば費用面での負担をかなり下げることができるはずです。